PARIS TAXI
タクシードライバーのシャルルは金なし、仕事も不安定な日々を送っている。
冴えない主人公が老人ホーム行きを決めた老人を無事送り届ける仕事を引き受けた。その道のりは(Googleで調べました)一時間足らずで行ける場所。面倒臭いけどお金のために引き受ける。ただ、彼女は思い出のパリの街を進む道中いくつかの寄り道をお願いする。
全編通してタクシーの走りが撮影されていてパリの街で実際に牽引しながらの撮影かと完全に思っていた、がどうやら違ったみたい。撮影監督がパリの道路事情とお芝居、安全を考えて監督に提案したそう。これがかなりリアルでした。よくあるグリーンバックで実際運転してないパターンであったり牽引している撮影手法とは違ってリアルに近い中で役者も演技ができてとてもいい感じだった。
まぁこの映画の1番の醍醐味かなとは思うので大成功という感じですね。ただ、作品のテイストは好きなんだけど、単調な内容であった感がある。
Tori Et Lokita
社会問題に疎い、億劫な日本人。平和なことは決して悪いことではないのだけれど、ただの日常がただ過ぎ去っていく。消費するだけの世界が広がるだけ。
ただ、家族と一緒にご飯が食べたい。同じ夕陽を眺めたい。一緒に歌を歌いたい。
少数の考える人の作ったレールに乗った生活の中でだけ生きている大多数の人たち。
救いのない映画であるという見方が一方行の見方であるが、救いが通らないことが大半の中でどのように折り合いをつけて生きていくのか。目の前の状況をよくしていくのか。z
Spider Killer
宗教のことを引き合いに出せばなんだって是になってしまうのだろうか。信仰心の強い国と男尊女卑が相まって独特な価値観が生まれるんだろうと思う。
でも、このイランていう国にとっての正義はこの物語に描かれている殺人よりも売春やクスリのほうが罪が重いのだなぁというのがすごくわかった。こんな中で女性でいたくないなぁ。いなくてよかったなぁって思うのだけれど、こうゆうことが全て男尊女卑、性差別と言われる日本において逆に過剰にモラルハラスメントな気もするが、、
逆に日本人はモラルに当てはめすぎてがんじがらめでつまらない国民ばかりだなぁと思うがちょっと脱線してしまうのだろうからこのくらいに。
イランが国というよりも一つの大きな部落に思えた。全てが家長によって回り、アッラーの名の下にわたしはこれを正義とする。みたいな。宗教って難しいですね。
Mother
条理から不条理が生まれ不条理が重なればいつしかそれは条理となる。
だれもが正体を明かさずなんなのかもわからない。そう、正気ではないのだ。または正しいことの定義すら間違っているのかもしれない。何がしたいのか何をしたいのかがわからない理解し難いことが面白いのか。面白いと思い込んでいるところもあるのだろう。またはそうゆうちっちゃいことは考えていちゃいけない。感じろ。ということか。
なにが現実であって、なにが虚構なのか。辻褄をどうしても求めてしまうのはエゴなのか?こちら側が間違えているかのような錯覚も感じてしまう。
つまり救いようがない映画というものはこれ実に気味が悪いし、胸糞悪くて、腹立たしくてしょうがない。とても秀逸に丁寧に作られている。
それこそが賞賛されるのだろうと思うのだが、辻褄を合わせないことが作家性というものなのだろうか。辻褄を考えないことが正とも言える。そこまで持っていく監督はそうはいないのだが腑に落ちないところはたくさんある。
結論全てが腹立たしい。
EVERY THING WENT FINE
死ぬまでに想うことは長いが、息絶えることなんて一瞬でそれまでのすべてのことはなんの意味もなくその人にとってなんでもないものかもしれない。
その人と共に生きた人、過ごしてきた人にとって辛く悲しい。情が湧いているからなんだろう。なんてことはない。呆気ないことなのに。
Massive Talent
自虐映画か?はたまた自己陶酔映画なのか?日本人にとって親しみあふれる俳優の一人ニコラスケイジ。
彼の出生については多くの誰もが知る事実であるコッポラ一族のひとり。映画の道を志す人間にとって、ファンだとしてもとても特別なイメージを持ってしまうのだろう。
親の力、家族のちからが強いのだとすると何故?そのちからが顕著に現れるそのソレに向かっていくのか?偉大な個人に与えられた能力はその人の個性でしかなくて、その分身はいない。だとするとニコラスケイジが今ニコラスケイジとして生き続けている今はニコラスケイジとしての才能でしかないのであろう。
彼は2世ではなく、ニコラスケイジなのだから。
明けましておめでとうございます。
2023年 本年もオフィース・トゥールを何卒宜しくお願い致します。
今年も色々な撮影のお仕事お待ちしております。
ロケーションコーディネーター、マネジメント物件の撮影問い合わせ、弊社制作映像作品、車両コーディネート
YouTube動画作成、弊社保有トランシーバーの撮影用貸し出し、クラフト関係いろいろと動いていきたいと思います。
ラブ・アクチュアリー
琴線にふれるとはこうゆうことをいうのかなぁというくらいになんだか切なくてあったかくなるとってもいい映画でした。基本クリスマス映画でラブコメディ調な仕上がりなのですが、普通の展開ではあるのですが、一つ一つのエピソードの主人公たちが頑張るんです。その頑張る姿は一本筋が通っていてとても一途さが伝わって共感してしまうんですね。出会うのが遅かったのですが、出会ってよかった一本ですね。
ANYDAY NOW
本当の親がどんだけ酷い親だとしてもそれにも勝るものはないって言うのがとても辛いですね。マルコの中で自分の親をある時からいつの間にか二人の主人公の方へ信頼を寄せていたのに、なんら不自由なく楽しそうにやっていたはずなのにゲイだからとか、親として監護する立場の資格がないようなことを理由に元の親に戻されたけど。なにを信条に裁判官や弁護人、検察官はその人たちを観ているのでしょうか。とても辛い映画ですね。
SpiderMan(no way home)
スパイダーマン:ノーウェイホーム鑑賞してきました!実はこないだまでスパイダーマンシリーズを一つも観たことがなかったわたしですが、、英語の先生にスパイダーマンは絶対に見た方がいい!と絶賛だったので観てきました。
何も事前情報がないのもなぁとおもってトムホランドのスパイダーマン作品を観て学習。ただの勧善懲悪を描く作品というより僕好みのヒダの部分を抉ってくれる一皮ハリウッドスタジオムービーとは違うストーリー仕立てでとても気に入りました。
やはりマーベル作品を満遍なく鑑賞されている方にはとてもゾクゾクする内容なのかなぁと思いますが、、僕にはキャラクター全員初見で謎ばかりでした笑
みなさん是非鑑賞してみてください!
Poor Cow
ケン・ローチ長編デビュー作が新宿武蔵野館で上映中ということで行ってまいりました。
キャロルホワイト演じるジョイと、テレンススタンプ演じるデイブが貧しいながらも子供と3人で慎ましやかに生きていく。的
な話なんだろうと思って観たのが間違いでした。ケン・ローチの作品感は(まぁこの作品があってその後の作品があるので
)正直全く無くて、個人的にレディバード・レディバードの感じで観たいという勝手な想いで鑑賞しただけに果てしなく裏
切られました。登場人物は男が常にそばにいないとダメなジョイと王子様的役のデイブ、ジョイのバイト先の変態男たち、ジョイを落とそうと必死ないろいろな場面で出会う男たち。
いや、これぞケン・ローチのデビュー作なんだろうなぁ。ここからさらに深くなってく始まりなんだと思った。
55年前の作品なんだけど、時代背景と照らし合わせてみればその時代のスタンダードを描いているのだもんなぁなんて思いました。
The Farther
自分の両親がこんなアンソニーみたいになってしまうと思うと言葉に詰まる。
いつしかみんな平等に死んでしまうのだけれど、有意識で一生を遂げたい絶対的に思うのです。
Sorry We Missed You
父は子を想い、妻を想う。
妻は夫を想い、子を想う。
この監督の映画をいつも観る際、こんな無情な世の中があるものかと切なくさせられる。
子供はいつだって親を想い、家族を想う。だけどちょっとしたかけ違いは大きな綻びが生まれてしまう。なぜだろうって思うけれどそれが必然とするならば何が正しいのか。本当にくるしい。
いつもケン・ローチ監督には驚かされる。
明けましておめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い致します。
今年4月で弊社も3期目に入ります。新入社員が1名入社予定です。
自社制作の作品制作にも意欲的に取り組んでいこうと思います。
ロケーションマネジメント場所もどんどん増やしていきたいと思います。
宜しくお願いします!
LAST NIGHT in SOHO
こんなバラエティに富む映画もそうそうないなぁ。最初は青春映画?とミュージカルが合わさったような映画かと思いきや、ノスタルジックな要素もあって、懐かしい曲も聴ける。主人公の成長の映画かなと見せかけてサイコホラームービーかと思いきや泣ける映画。
急に思い立って映画見ようと検索したらこの映画が気になった。土曜日ということもあるけど満員御礼。なんだか30年前くらいの映画館を思い出す。
満席で立ち見で見た記憶や、映画館が指定席じゃなかった頃を思い出しちゃった。なんだか映画がやはり好きだなぁと思います。
the Dark and the Wicked
タイトルと予告編、あらすじに惹かれて前から気になっていました。
途中B級映画の匂いを漂わせつつ最後まで目が離せない感じでさーっと突然終わる感じです。監督的には狙いの作品なんでしょうけど今ひとつ恐怖感に対して腑に落ちない。
ただ視聴者に恐怖感を感じさせただけ?まぁホラーだしそれでいいのか?昨日土曜日ということもあったのだけど新宿シネマカリテは満席でした。席を選ぶチョイスが3席のみ。1番前の右から2番目。
でも大満足かも、今回は一番後ろよりも前の方が楽しめた。見るとみんなホラーの玄人っぽい。ホラー慣れしているような感じだった。自分一人驚いてはいけないと違う緊張しながらの鑑賞になってしまった。色々気の抜けない作品だこと。
Last Christmas
12月ですね。この歌が似合う季節、とても大好きです。
なんだろう、とっても幸せな気分になるんですよ。ウキウキ心弾みます。
来年はああしたいこうしたいと会社を立ち上げて目標ができるようになってとてもいい心持ちです。
去年よりも今年、今年よりも来年と大きくしていきます。
Last Christmas 最高です。