BLEEDING LOVE

ユアンマクレガーの演技にピンと来たことはない。とはいえ、そこまでとりたてて観たくなる俳優ではなかったのだ。

でもなんでだろうか、この映画は実娘との共演という話題性もあるのだけれどなんか気になった。この手の話はついつい観てしまう。

自分にはとてもわかりやすい映画だと思った。100%親子の愛、いつまでも変わることがない二人の絆を描いていた。ところどころで夢の中のようなシーンが出てきて娘の心情の揺れであったり、父親の心情がとても痛く伝わるシーンが散りばめられている。しらける感じでもなく、ぐいぐい見入るということでもなくなにか心地のいい淡々とした流れが伝わってきた。

なんでこんなに自然な演技になるんだろうって思うと、実際の親子というのはプラスになるのだろうか?赤の他人の方がぶつけやすい気もするのだが見事に昇華した映画になっている。所々のシーンに二人の苦い部分が投影されたり、楽しい場面が映し出されるのだけれど、どうであろうと娘はいつも父を信頼しているし、父は娘を片時も忘れず大好きが溢れている。

再生の映画でもないし赦しの映画でもない。ただただ親子のラブストーリーだ。

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