Hard Truths
マイク・リー監督の映画は初めて観た。でもやはりイギリス映画の空気感がどんより漂っていてどことなく居心地が悪い感じだった。
市井の人を描く物語が多く、そして不条理というべきか超現実的なモノの描き方なのかとても真っ当ではある。まさにヨーロッパ的な映画要素満載である。観客はただただそのあたりに存在する一般人の家族たちのの内情を盗み見、盗み聞きしているだけなのだ。どこにも人生にオチはなくて決着を求めるのだけれどそんなものはなくてただケリをつけるということなのだけなのだ。お終いにするだけ。ただそれだけ。