Cloves & Carnations

鑑賞後にパンフレットを読んだり記事を見たくなる映画。映画は自分の解釈で感銘を受けるものなので。

物語はとても静か。動きがだいぶない映画。アクション好きには耐えられないような映画だろうな。

上映中ある意味職業柄なのか、時計を見る癖がありこの件まできて60分かぁ(103分の映画)と思った。ほぼ半分以上を亡くなった妻の棺を故国へ運ぶおじいちゃんと孫の歩いているか、親切心で二人を車に乗せる運転者との交流の場面。

イスラム教には人間が真実の生を生きるのは死後の世界であると考えられているとのことで死者と生者の区別はなくむしろこの映画で描いている現世は夢の中の世界のようだ。まさに主人公二人が歩く道程は現世と来世を結ぶ道なのであろう。その道を歩きたどり着いたその場所は。。

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